いざ歯列矯正するぞ!と決意したあとにやること。
それは矯正前カウンセリング!
今はほとんどの病院でカウンセリングや無料相談を実施していますよね。
その内容は同じではなく、病院によって本当にさまざまです。
有料・無料合わせて7軒くらいカウンセリングに行きました。
カウンセリングでは何をチェックすればいいのか、そのポイントについてお話しします。
矯正前カウンセリングの大切さ
矯正前に行われるカウンセリングは、実際にその病院で矯正をスタートさせるときには必ず受けるものです。
結果的にその病院で矯正をしなかったとしても、カウンセリングを受けるのは全然ありですしむしろ自分との相性を見極める意味でかなり重要だと思っています。
私がカウンセリングでチェックしていたことは8つありました。
- 病院の雰囲気
- 医師や衛生士さんとの相性
- 認定医かどうか
- 症例数の多さ
- その病院の理念
- 治療方針、治療内容、治療期間、費用
- 通いやすさ
- 私の健康面を受け入れてくれるかどうか
病院の雰囲気、医師や衛生士さんとの相性
これは本当に大切です!!!
望んでいる治療や高レベルな治療が受けられるのならどこでもいい!という人もいると思います。
ですが矯正は長いものです。
そして痛みや不快感が少なからず伴うもの。
病院の雰囲気や医師や衛生士さんとの相性が悪いと調整のたびに嫌な思いをしますし、ストレスは痛みを助長させることもあります。
私が一番避けたかったのは話を聞き入れてくれない医師。
ただ聞いてくれないのではなくて、聞き入れてくれない医師です。
私は体質的に歯科医院以外でもたくさんの病院にかかってきましたが、聞いてくれているようで全く心に入れてくれない医師には山ほど遭遇しまして不安が募っていった経験がたくさんあります。
医師との相性は体の状態にも影響することが身に染みてわかっているので、病院の雰囲気や相性が自分とマッチするかどうかは重要チェックポイントです。
話を聞き入れてくれないどころか話が通じないこともあったよ。
質問しても理解してもらえず何事もなかったかのように話を続けられたときは焦ったよー
それはちょっと特殊な事例かもしれないね…
認定医かどうか、症例数の多さ
矯正の知識や技術があることを証明してくれるのが認定医という称号。
認定医じゃなくても矯正治療を施すことはできるので、矯正歯科医が全員認定医というわけではないんですよね。
認定医になるには厳しい条件をクリアしないといけないので、認定医かどうかはひとつの選ぶ基準のひとつになりますね。
症例数の多さもその病院の技術の高さ、患者さんからの信頼の高さがわかります。
特に自分と似た歯並びの症例は、未来の自分の歯並びを思い描きやすいのでかなり参考になります。
病院の理念
病院によって理念は違います。
治療を行うにあたっての根本的な考えですね。
最先端の機械と治療で満足する結果をもたらすこと、患者の不安に寄り添う治療を重要視していること、まるでファッションのように気軽に矯正を取り入れてもらうこと、できるだけ歯を抜かない治療で患者の負担を減らすこと…
などなど。
自分が価値観と一致している病院を選ぶことで、後々の意見の不一致によるストレスを防げます。
理念は病院のパンフレットやサイトを見ればわかりますよ。
治療方針、治療内容、治療期間、費用
治療方針は「これからこのような流れでこのような歯並びを目指しますよ」といった計画。
治療内容は、ワイヤー矯正にするのかマウスピース矯正にするのか、どんなワイヤーを使うのか、表側矯正か裏側矯正か、抜歯か非抜歯か、など具体的な内容。
治療期間と費用は同じ病院でも治療内容によって結構変わってきます。
特に矯正費用の支払い方(デンタルローンや院内ローンが利用できるか、毎回調整代がかかるのか、セルフメディケーションしすてむなのかどうかetc)は気になるところ。
矯正はかなり高額ですから、不安払拭のためにもこの時に質問したりしてしっかり聞いておくといいですよ。
通いやすさ
これから定期的に通院するので、アクセス良好なところに越したことはありません。
アクセス良好でも往復でかなりの時間が消費されてしまうところも辛いので、そのあたりはどちらが自分にとってより負担が少ないのかを考えるといいですね。
私は運転できないのでバス、電車、地下鉄を乗り継いで通っています。
乗り換えが多いのですがそれぞれの交通機関に乗っている時間は長くないし、バスは利用せず徒歩や自転車でも行くことができます。
運転できませんがアクセス良好なのでかなりラッキーです。
私の健康面を受け入れてくれるか
金属アレルギーのある方はこの時に忘れず伝えておきましょう!
インビザラインは金属アレルギーの人でも矯正できるとの謳い文句がありますが、私の治療には金属を使っています。
私は線維筋痛症を患っていて、さらに顎関節症に2回なったことがあります。
カウンセリング時は顎関節症にはなっていませんでしたが、線維筋痛症によって顎の筋肉は痛くなることが頻繁にありました。
なのでカウンセリングの時にすべてお話ししました。
「そんな状態で矯正受けようとするなんておかしい」とか「矯正は無理です。治ってから来てください」とか言われるかなと不安になりながらも勇気を出して打ち明けました。
これを打ち明けたのは線維筋痛症発症後にカウンセリングに行った病院だけですが、どの病院も驚くことも非難することもなく、対処法を考えたり安心させてくれるような内容を話してくれました。
なにか少しでも不安があるのなら医師には全部話しておいた方がいいです。
そのほかにもアレルギーや何か健康上の問題があれば必ず伝えておいてください。
心の負担も軽くなりますよ♪
まとめ
矯正前のカウンセリングはいよいよ矯正が現実のものと感じられてドキドキしますね!
大体2~3軒カウンセリングに行く人が多いようですが、私は本当にビビりで慎重だったので多い方だと思います。
有料のカウンセリングは3,000~5,000円のところが多いようです。
無料でも驚くほどしっかりと検査してくれるところもあるので、まずは無料のところに行って雰囲気を確かめてみるといいと思います。
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