世の中のショーツはもはや拘束具
私は既製品がほんとに合いません。
服とか下着とか靴とかバッグとかも。
自分がたぶん規格外サイズなんですよね。
低身長で手足短いし、筋肉が弱くて重さにも耐えられない。
若い頃は病気も発症してなかったしまだ何とかなってたんですけど、最近はほんとに耐えられません。
最近特に困ってるのはショーツですね。
普通に売ってるショーツがとにかくストレス!
なんであんなに締め付けてくるの⁉︎
何がストレスかというとウエストと足周りのゴムですね。
ゴムがとにかく不快!
不快というだけじゃなくて、実際に赤くなったり痛くなったり痒くなったりします。
不快でよく眠れないし、日中も気になって仕方がなくて日常生活に支障が出るレベルになります。
だからといってシームレスショーツはありえないくらい食い込む。
敏感肌用や柔らかさを売りにしているショーツも、普通にゴムや硬い素材を使ってて「これ敏感肌じゃない人が作ったでしょ」とツッコミたくなることがあります。
こんな感じなので、たどり着いたのがふんどしショーツと呼ばれるものです。
ふんどしショーツは何年か前から履いてます。
でも結局は既製品なんですよね。
ハンドメイド作家さんからも購入したりもしますが、私のオーダーメイドでは無いわけですからやっぱりピタリと合うものにはなかなか出会えません。
なので買ったものも手直しするようになりました^^;
他の人たちはなんで普通のショーツ履けてるのだろうか…
それがほんとに理解できなくて、ゴム食い込まないのだろうか⁉︎とか、痛くないんだろうか⁉︎という疑問がいつも浮かんできます。どんな皮膚してんの⁉︎って笑

最近は鼠蹊部がゴムで痛いので、手持ちのショーツの鼠蹊部のゴムをカットしてしまいました。
ただ単にハサミで切ったままの切りっぱなしにしてたんですけど案外大丈夫でした。
ただ素材がシルクだったので薄くて弱く、洗濯するごとにビロンビロンに。切りっぱなし部分も徐々にボロボロになっていきました。
シルクは肌に優しくて温かく涼しく快適なのですが、耐久性が弱いのが難点です。きちんと手洗いすればいいんでしょうけど、体がきつい時が多くてそんなことやってられません^^;
そこで最近思いついたのが、鼠蹊部にゴムを外付けしてあるだけのコットンショーツを探し出し、その鼠蹊部のゴムを取り外すこと。
鼠蹊部のゴムにも種類があって、ゴムが外付けされてるだけのものであれば簡単にゴムを取り外すことができます。
股上の長さはレギュラー。股上が深いものを選ぶと、ゴムを取り外した時にビローンって股下に伸びてしまって邪魔になってしまいます。
コットン素材はシルクに比べて強く、化繊のものと比べて通気性もよく肌にも優しいので安心!
ゴムを取っちゃうとめっちゃ緩くなるんですけど、この緩さがいいんですよね〜。
体型も緩くなってしまうと言われそうですが、もうそれでいいんです。
24時間365日ストレスに晒されているよりはるかにマシじゃないですか。
なにものも私の体に触れないでー!っていうレベルで束縛されたくない笑
いつか自分自身でもショーツとか作ってみたいなとも思うんですけど、今はまだ結構首肩や腕が痛くなることが多いのでなかなか取り掛かれずにいます。いつか挑戦したいなー。
なぜスカートにはポケットがない?

ショーツ以外にも困ることがあります。
それはポケット。
スカートにポケットがないことが多くないですか?
ポケットがなくて、みんなスマホとかハンカチとかどうしてるの?って不思議なんですよね。
おそらく最近よく見かける小さなバックに入れてるんでしょうね。
私はバックにいっぱい物を入れるとほど肩が痛くなるので、とにかく荷物を軽くしないと辛くなってしまうんですよね。
そのため、できるだけボトムスのポケットを使うようにしてます。
上着のポケットだと結局肩に負担がかかるので。
でもスカートにはポケットがないことが多すぎる!
特にキレイめのスカート。
なのでこれもポケットを後付けできるようにちょっとずつ練習してます。
一度練習でポケット付けたことあるんですけど、まだまだ未熟なのでもうちょっと練習が必要そうです。
もっと上達したら、今持っているキャミワンピにつけようと思ってます。
ポケット用の生地はすでに準備してます。
ボトムスも裾上げしたり幅詰めをしてます。
私はウエストと太もものサイズがアンバランスで、ウエストに合わせると太ももが緩いんですよね。
そのためミシンや手縫いで幅を詰めてます。
あと私はベルトが苦手。
ベルトってトイレの度に外してまた閉めて、めちゃくちゃ面倒じゃないですか?
しかも私にとっては重いです。
私は胃腸障害があるので、胃腸を圧迫されると本当に苦しくて辛い。
吐いてしまいそう。
なのでほとんどのボトムスには紐を通してます。
紐をウエスト部分の内側に通して、紐で調整できるようにしてます。
ベルトは穴の間隔でしか調整できませんが、紐なら好きなように長さ調整できます。
外から見えないし便利です。
開発チームには過敏な人がいてほしい
私は軽い感覚過敏があるので、ショーツや服でも不快に感じることが多くあります。
これからの時期はセーターが困ります。
ウールが少しでも入ってるセーターはチクチクして赤くなって痛い!
チクチクしないのが売りの商品でもウールが入ってればチクチクします。
これちゃんと敏感な人で検証してるのかな⁉︎って思います。
世の中に快適さを謳っている商品は多数ありますが、開発チームの中に敏感な人・過敏な人はいるのでしょうか?
過敏な人が中心になって開発した商品であれば、過敏な人だけでなく世の中の過敏ではない人たちもかなりの確率で満足できるでしょう。
実はこれって不快だったんだ!と気づくこともできますね。
敏感な人は不快に気づく能力が高いだけらですから。
「これもダメか。あれもまたダメか。なんで私ってこんなに過敏なんだ」とため息をつきたくなることがありますが、快適さを諦めるつもりはありません。
インナーも服もバッグも靴も、私のこだわりは健康で筋肉もあって元気な人からすると理解できないかもしれないけれど(これ夫が代表です笑)、不快に気付いていないだけで無意識でストレス受けてる人も多いと思うんです。
快適さを知ってしまえば、「こんなに楽なんだ!今までの服ってこんなに重かったんだ」って気づくと思います。
服とか靴とか身の回りの物に自分の行動を妨げられたくない。
自由を奪われたくない。
自分が持つものには私の相棒となってほしい。
サポーターとなってほしいという願いがあります。
だからできるだけ自分が我慢しなくて、むしろ自分のポテンシャルを発揮させてくれるようなものを選んだり作るようにしてます。
これは周りから見るとワガママだったりこだわりが強い人と見られてしまいがちなのがちょっと辛いですが、迷惑かけてるわけでもないし我慢するよりはるかにマシですね。
バッグはもはや凶器になるよ
次にバッグ問題。
世の中のバックって重すぎてもはや凶器になるよねっていつも思ってます。
ブランドのバッグなんか特に凶器。
鈍器になりそうなレベルで固かったり重かったりしますよね。
ああいうバッグ使ってる人は私からするとスーパーマンです。
むしろ筋トレに良さそう⁉︎丈夫で長持ちはしますよね。
快適をあきらめない
過敏性から不快に感じることが多いですが、それを抱えたまま使い続けるってものすごいストレス。
でもそこで諦めずに快適さを追求していってます。
こういう自分の体質とか感覚に嫌気がさすこともあるんですけど、もう生まれ持ったものだから受け入れて自分で対応していくしかないですね。
でもそうやってリメイクやアレンジしていくうちに裁縫の腕は上がっていくから、それは絶対無駄にはならないし良いことかなとも思います。
工夫してリメイクするのも楽しいですしね♪
世の中にもっと快適なものが増えるといいなぁと思ってます。
以前テレビで、ポケットがないスカートが多いことに関するニュースがありましたが、やっぱりみんな言わないだけで実は不満なんですよね。
自分だけじゃないんだと感じられてちょっと嬉しかったです。
これから十年後くらいには、“自分を抑える服装”ではなくて、“自分を解放する・自分をサポートする”ような服装や物が主流になってくるかもしれませんね。
どう見られるかではなく、自分が快適でいられるかどうかに焦点が当たっていく時代になるかもしれないと考えるととてもワクワクします。
そうなると私だけでなく、世の中の人々がもっと生きやすくなると思います。
日常が快適で満たされるといいですね。
快適さは“自分らしさ”です。