【歯列矯正】実際にやったインビザライン矯正の精密検査の内容と料金

矯正前カウンセリングは無料のところも多いですが、精密検査は有料のところの方が多いと思います。

検査前のカウンセリングで歯を見てもらって「こんなふうな治療になるだろう」という大体のことはわかっても、精密検査を受けてみないことには正確なことはわかりません。

頭や顎の骨に問題があったり歯茎に埋まってる歯に異常があったりする場合もあるので、その場合はカウンセリングで聞いた治療内容とは全く別のものになる可能性もあります。

私が今のインビザライン矯正歯科で受けた、実際の精密検査をご紹介していきます。

以下は私の矯正歯科の精密検査の内容であり、他の矯正歯科とは違う可能性がありますのでその点だけご了承くださいね。

インビザラインの精密検査

所要時間は20分程度でした。

もっと長くかかるかと思ってました。

インビザライン矯正ではiTero（アイテロ）という口腔内スキャナーを使います。

機械を使って歯の隅々まで撮影して、３D画像を作成するようです。

前歯はよく見えますが、歯の裏側や奥歯の噛み合わせなどは自分ではあまり見えませんよね。

でもこの機械を使えばどんなふうになっているのか丸わかりです。

こちらの歯科医院ではカウンセリングの時にこのiTeroを使ってもらえたのですが、別の歯科医院では精密検査時に使用しました。

今回の歯科医院ではその他にもカウンセリング時に、顎の筋肉の状態？噛み合わせ？（下顎を持ってガクガクされたりしてましたが、何を見てるのかわからなかった）などをしてもらいました。

こういったことをすでにカウンセリング時にしてもらっていたので、精密検査は割と早く終わったのかなと思います。

精密検査代

検査代は33,000円でした。

私が治療を受ける矯正歯科は、このとき試験的に通常55,000円を33,000円に値下げしていたようなのでお得でした。

別の2軒の矯正歯科の精密検査代も33,000円だったので、このあたりの金額が多そうですね。

X線撮影

X線は3種類撮りました。

X線の機械に付いた棒のようなものを両耳に差し込んだ状態で撮影したり、今度は向きを変えて撮影したり。

この耳に入れる突起が硬くて、ギュッと両側から挟むのでちょっと痛かったです。

3種類なのでそれなりに長くかかりました。

歯並びの撮影

唇を広げる器具を口に入れて歯並びの撮影。

普通のカメラで撮ります。

前から、横から、歯を開いたり、閉じたり。いろんな状態の歯を様々な角度から撮影しました。

歯の裏側を撮影する時は鏡を口の中に入れて、上や下の歯を写して撮影。

私は口が小さいのでこの鏡も口いっぱいの大きさで少し辛かったですが、撮影時に唇を引っ張る時の方が痛かったです。

奥歯が移らないと意味がないので、もう目一杯引っ張ってました。

そして痛みよりも気になったのはほうれい線。

うわ〜、絶対今深く刻まれていってるよねって思っていました。

なのでメイクされてる方はこの時はファンデーションを薄めに塗ることをおすすめします！

めり込みますからね笑

舌の動きの撮影

次は舌の動きの動画撮影。

iPadで撮っていました。

いろんな矯正歯科のカウンセリングや精密検査を受けてきましたが、舌の動きの動画撮影はここが初めてでした。

歯並び撮影の時のように器具で唇を広げた状態で「さしすせそ」「たちつてと」などを発音します。

そして水を注入され、飲み込むところを撮影。

その後舌をコッと鳴らす動き（舌鼓っていうのかな？）をしました。

唇を広げてる状態で舌を鳴らしたり水を飲むのってけっこう難しかったです。

そういえば前回の記事で書いた、1軒目の歯科医院でも舌を鳴らす動作を観察されました。

舌の動きの癖って噛み合わせにかなり影響があるようです。

顔の撮影

次は歯並びではなく、顔の撮影。

髪が顔にかからないようにして、前から、横から、斜めから撮影。

口を開けて笑顔の状態でも撮影。

なんとこちらの歯科医院では矯正後にどのような笑顔になるのかイメージ画像を作成できるらしく、診断後にその画像を送ってくれるとのことでした。

これはモチベーションにつながりますよね！とてもうれしかったです。

精密検査後

これで精密検査は終了。

最後に衛生士さんが「私も今矯正してるんですよ」とマスクを外して見せてくれました。

ずっと話していたのに全く気がつきませんでした！

ゴム掛けもしていたのに喋り方にも声にも違和感がありませんでしたし、実際に見せてもらっても目立っていませんでした。

「一緒に頑張りましょうね」と言ってくれて安心できたしすごく嬉しかったです。

身近に矯正をしてる人がいると心強いですよね。

精密検査の結果は…

結果は、インビザライン矯正可能でした！

精密検査結果がでるまでに、なんと1か月もかかりました。

インビザラインは検査を受けた病院で結果を出すわけではなく、検査内容をアメリカに送るのでこんなに時間がかかるようです。

衛生士さんも、インビザライン矯正したいと思ったら早めに行動しておく方がいいですよと言っていました。

インビザラインは契約の後もさらに時間がかかるので、そのことはあらかじめ考慮しておくといいですね。

まとめ

カウンセリングを受けたときに精密検査の説明を受けますが、その金額の高さに覚悟を試されているようで「本当にこの病院で矯正していいのだろうか⁉」と迷ってしまいそうですよね。

一般的には本当にこの矯正歯科医院で矯正するぞ！と決意した後に受けることがほとんどだと思いますが、精密検査をしてもここで絶対に矯正をしなければいけないというわけではありません。

実際に私は今の矯正歯科に決める前に、2つの歯科医院で精密検査をしました。

他の病院でもほぼ同じ検査結果でしたが、今の矯正歯科の精密検査が一番充実していて満足感がありました。

矯正は失敗する可能性が0ではないので、しっかり検査してもらうと安心ですね。